まず編み込みの練習から、どうやって糸をかけたら良いのかもわかりませんでした。とりあえず、良く本に載っている方法「左手に地糸、右手に配色糸をかけて」で挑戦。
・・・出来ない！！！右手にかけた糸が、全く針にかかりません。
次に私が愛用している、小瀬千枝さんの基礎本にあるもうひとつの方法「左手の人差し指に地糸、同じく中指に配色糸」をかけて挑戦。今度は何とか編めそうです。
いきなり編み始めましたが、あまりの編み目のキタナさに、別糸と別パターンで少し練習してからいざ本番。

最初に編んだ右手は、ビギナーズラックというか、案外スムースに間違えることも無く編めました。比較的のんびり編んで大体5日間くらい。
左手は中途半端にパターンが頭に入っている為、ついついきちんと確認しながら編まずに時々間違えてはほどき、をしました。そのためにこれもゆっくり編んでですが、一週間くらいかかりました。

初めてづくしの手袋なので、とりあえず使えるものを作る事を目標に編みました。なので指先の仕上がりがあまりきれいでなかったり、気に入らないところは沢山ありますが、甘く採点して合格点といったところでしょうか。
仕上がりは柔らかく軽くて暖かいです。
サイズもお手本どうり、目数や段数を自分サイズ変えずに編みました。それでもお手本よりゲージがゆるいので、大きめに出来ました。（お手本のゲージとサイズは、とても小さな手の方用サイズになると思います）。
少し指先が余るのと、親指の付け根の下辺りが少々ぶかっとしている感じもします。
でも「サイズがあっていない」という程ではありませんし、着脱を考えたらこれくらいでいいのかも。
着脱はきついとかは全くありません、不自由な感じはありません。
デザインも気に入っているので、大切に使いたいと思います。

ゲージ　40目39段くらい、長さ２５センチ　手首周り18センチ

2003.11